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独日英ビジネス経済法制辞典
引いて納得――解説を重視。懇切丁寧な説明で、専門用語が的確に理解できる。独日英が完全対応。
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出版年月日 1999年12月10日
ISBN 9784261072334
判型・ページ数 四六・1320ページ
定価 20,900円 (本体 19,000円 + 税)
在庫 在庫僅少
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内容説明

引いて納得―解説重視:懇切丁寧な説明で,専門用語が的確に理解できる。
独=日=英 完全対応:ドイツ語はもちろん,日本語・英語からも引ける。
ハンディーで大辞典並みの情報量:見出し語総数約1万4千語,日本語索引約2万項目,英語索引約1万8千項目完備。
国際ビジネスマン必携の1冊:仕事に密着したフレッシュ情報でいっぱいの事典的辞典。
グローバル競争を勝ち抜くために:実務者にも学生にも,その場で役立つ力強い味方。


 

著者は、新聞社特派員としての在独生活を含め、国際ニュースの報道や海外事情の調査研究に約三十年のキャリアを積んで学界に転じ、現在麗澤大学教授の職にあります。さる1990年ドイツ統一の年には、前著「ドイツ政治経済法制辞典」を世に送り出し、ジャーナリスト・実務者・学者の三面を併せ持つ多面的な学識経験者です。同氏は、前著の刊行直後から九年余の歳月を費やして、この度の新著の完成に至りました。

 「地球化時代への対応に追われる我が国にとって、語学に期待される役割が、主として外国語実用技能の意味合いにあるとすれば、それは、国際競争の激浪に揉まれる活動者のために、武器の一環としての有用性を発揮し得るものでなければならない。諸々の専門学科との間、さらにはビジネス社会の仕事現場との間には、しばしばほとんど橋渡し不能なほどの乖離があることを認めざるを得ない。こうした現状に心を痛めつつ、一日も早くなんとか手を打たなければ――との私の焦燥は、前著執筆当時といささかも変わっていない。この思念こそ、私にこのような新しいタイプの専門用語辞典づくりへの挑戦を決意させたゆえんであった」――著者は、「まえがき」の中で、このように執筆の意図を総括しています。

 内容的には、欧州連合内で日増しに比重を高めつつある新国際経済言語としてのドイツ語を、ビジネスの現実で――とりわけ商業・貿易・経営・会計・金融・証券・保険・マーケティング・広告・輸送・観光・労働・社会保障・経済法・行政法・国際法などの実務諸分野で――道具(ツール)として駆使しようとする人のための、しかも汎用補助手段としての英語の活用をも織り込んだ、本格的専門用語辞典と言えるでしょう。まことに本書は、社会人にとっても学生にとっても、二十一世紀へのグローバル競争を勝ち抜くために、その場で役立つ力強い味方となるにちがいありません。

 ビジネスに密着したこれら諸分野にわたる多言語対照方式の辞典ないし事典は、欧米諸国にも我が国にもほとんど類書を見ないところですが、さらに単独の著者によって体系的視点に基づき、整合性に徹した精密な叙述でまとめられていることも、他に例の少ない本書の特色と申せましょう。ハンディーながら、大辞典を凌ぐフレッシュな情報を満載し、ドイツ語はもちろん、日本語・英語からも引くことのできる、きわめて利便性の高いビジネスツールと言えるのではないでしょうか。