もう迷わせない!「a」と「the」の 使い分け方法を徹底解説!

もう迷わせない!「a」と「 the」の 使い分け方法を徹底解説!

「aとtheの使い分け方が、実はわからない。」

「いつも感覚で使い分けているけど、正しい使い分け方はなんだろう?」

中学生時代に習ったけど、イマイチ使い分け方がわからない人は多いのではないでしょうか?

「a」と「the」は日本にはない概念なので、苦手意識を持っている人もいますよね。

本記事では、「a」と「 the」の 使い分け方法を徹底解説します!

これでもう迷うことは無くなりますよ!

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「a」の正しい3つの使い方

外国人女性 本

 

「a」を使う時に、あまり複雑に考えないようにしましょう!

簡単に説明すると、「a」は今まで話題に出てこなかった名詞です。

初めて出てきた話題は、「a」を付けると覚えておくといいですよ。

今回紹介する「a」の正しい使い方は、コチラの3つです。

  • 数えることができる名詞につく
  • 単数形にのみつく
  • 場合によっては「an」に変わる

数えることができる名詞につく

1つ2つ…と数えることができる名詞には、「a」を付けることができます。

以下が例です。

  • a cat(猫)
  • a woman(女性)
  • a guitar(ギター)
  • a book(本)

また、以下のような単語には「a」を付けることができません。

  • Milk(牛乳)
  • Water(水)
  • nformation(情報)
  • Air(空気)
  • Cheese(チーズ)

空気や水は輪郭が無いので、数えることができません。

チーズは一見数えることができそうですが、切ってしまったら1つずつの輪郭が変わるので数えることができないと定義されています。

単数形にのみつく

「a」は数えることができ、単数系の名詞にしか付きません。

「one」が短縮されている単語と思えば、意外とわかりやすいですよ。

複雑に考えすぎていることが、うまく使い分けできない原因です。

以下が例です。

  • a cat=one cat
  • a woman=one woman
  • a guitar=one guitar
  • a book=one book

場合によっては「an」に変わる

「a」は後ろに来る名詞によって、「an」に変わることがあります。

名詞の母音が「a・i・u・e・o」で始まる場合、「an」に変化する決まりがあります。

母音の前に「a」一つだけだと発音しにくいから、このように変化したと言われているのです。

以下が例です。

  • An apple(りんご)
  • An orange(オレンジ)
  • An egg(卵)
  • An idea(アイデア)
  • An uncle(叔父)

確かにこっちの方が、発音しやすいですよね。

「the」の正しい3つの使い方

外国人女性 講師

 

「a」について詳しく分かったところで、次は「the」について解説します。

「the」はすでに話題に出てきている名詞のことで、「その」と訳すことができます。

「a」と混同してしまいがちですが、この際にしっかりと覚えましょう!

今回紹介する「the」の正しい使い方は、コチラの3つです。

  • 特定のものにつく
  • 複数系や数えることができない名詞にもつくことがある
  • 最上級を表現するときにつく

特定のものにつく

「earth:地球」などの、世界にたった一つしかないものに「the」は付けることができます。

数えることができる名詞には「a」ですが、逆に数えることができても世界に一つしかないのなら「the」を使います。

以下が「the」を使った例です。

  • The earth (地球)
  • The world(世界)
  • The moon(月)
  • The United States of America(アメリカ)

複数系や数えることができない名詞にもつくことがある

「a」は数えることができない名詞に付けることはできませんが、「the」は付けることができるのです。

「the」は「that」の略語なので、名詞の数は関係ありません。

以下のような単語にも、「the」を付けることができます。

  • The cats
  • The men
  • The cheese
  • The information

最上級を表現するときにつく

「the」は一つの事柄に対して、最上級を表すときに使われます。

中学生の時に「比較」という内容を勉強したことを、覚えていますか?

「比較」は会話の中でもよく使われている、文法です。

以下の4つが例文です。

  • My brother is the tallest in my family.
    (兄は私の家族の中で最も大きいです)
  • Mt.Fuji is the highest mountain in Japan.
    (富士山は日本で最も大きな山です。)
  • She is the prettiest in my class.
    (彼女は私のクラスの中で最もかわいい。)
  • This is the oldest castle in Japan.
    (これは日本で最も古いお城です。)

「a」「the」の両方ともつかない3パターン

二人の見つめ合う女性

 

実は「a」と「the」の両方が付かない場合もあります。

このトピックでは、「a」「the」の両方ともつかない3パターンを紹介します。

今回紹介するパターンは、コチラです。

  • 固有名詞にはつかない
  • 「機能・用途・内容」について説明する時は両方ともつかない
  • スポーツ名・言語・食事などには両方ともつかない

固有名詞にはつかない

人の名前や会社の名前などには、「a」や「the」は付きません。

また誰でも知っているような名詞にも、付かないです。

一か所に同じ名前の人が集められた場合は、「the」などは付くことになります。

しかしこのような場面が訪れることは、まずありません。

「機能・用途・内容」について説明する時は両方ともつかない

「~に行く」「~に乗って行く」などの動作を表す文の中に出てくる名詞には、どちらもつきません。

例えば、「乗り物」「場所」「建物」などです。

例文はコチラの5つです。

  • I came home by train.
    (私は電車で帰りました。)
  • He is in hospital.
    (彼は入院している)
  • We are going to school.
    (私たちは学校に行きます。)
  • I will go to bed soon.
    (私はすぐに寝ますよ。)
  • Takashi works at office.
    (たかしはオフィスで働いている。)

スポーツ名・言語・食事などの不可算名詞には両方ともつかない

野球やサッカーは、1つ2つと数えることができません。

このような名詞のことを不可算名詞と言います。

不可算名詞には、以下のようなものがあります。

  • baseball(野球)
  • soccer(サッカー)
  • breakfast(朝食)
  • dinner(ディナー)
  • love(愛)
  • sadness(悲しみ)
  • air(空気)

「a」を使った熟語

単語帳

 

「a」を使った熟語には、以下のようなものがあります。

熟語としてもたくさんの役割があるので、この際に覚えていきましょう!

熟語  意味
a~of mine 私の~
a variety of ~ さまざまな~
a succession of ~  一連の~
a series of ~  一連の~
a second  少しの間
a point of view  観点,見方
a pile/piles of ~  山のような~
a number of ~  いくつかの~
a multitude of ~  多数の~
a moment  少しの間
a minute  少しの間
a lot of ~  たくさんの~
a little too ~  少し~過ぎる
a (little) bit 少し
a little  少し
a handful of ~  一握りの~
a great many ~  非常に多くの~
a good/great deal of ~ たくさんの
a good many~  非常に多くの~
a few~ 少数の~
a couple of ~  少数の~

冠詞のつける場所はどこ?

冠詞の付ける場所は基本的に名詞の前になります。

しかし、形容詞や副詞が入ると、冠詞のつく位置も異なるので気をつけましょう。

品詞ごとの冠詞の付ける場所は以下のようなパターンがあります。

冠詞・名詞 a pen
冠詞・形容詞・名詞 a big pen
冠詞・副詞・形容詞・名詞 a very big pen

冠詞は、ひとかたまりの物を表す名詞の一番前につくと覚えておくと良いでしょう。

まとめ

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いかがでしたか?

今まで「a」や「the」の使い方をあいまいにしていた人も、これで悩みが解消されましたよね?

  • まず「a」の正しい使い方は、コチラの3つです。
  • 数えることができる名詞につく
  • 単数形にのみつく
  • 場合によっては「an」に変わる

また「the」の正しい使い方は、コチラの3つです。

  • 特定のものにつく
  • 複数系や数えることができない名詞にもつくことがある
  • 最上級を表現するときにつく

次に「a」「the」の両方ともつかないパターンは、コチラの3つです。

  • 固有名詞にはつかない
  • 「機能・用途・内容」について説明する時は両方ともつかない
  • スポーツ名・言語・食事などには両方ともつかない

正しく使い方を覚えて、英語の実力を上げていきましょう!

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