会社や友人との約束において遅刻してしまうことは誰にでもあることだと思います。
目覚ましに気がつかなかった、電車を逃してしまった、渋滞に捕まった、バスが遅延している、など遅刻の理由は様々です。
そんなときまずは、相手に遅刻するという連絡を入れる必要がありますよね。
遅刻して謝罪する際は、理由よりまず謝罪の言葉を伝えることが大切です。
しかし、遅刻して謝りたいけど英語で何て言うのか分からない、理由の説明の仕方が分からない、という方も多いと思います。
そこで今回は、ビジネスシーンでもカジュアルな場面でも使える、遅刻して謝罪したい時に使えるフレーズを紹介します。
遅刻の理由として使える例文や謝罪のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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遅刻しそうな時や事前に遅刻を伝えたい場合に使える英語表現を紹介!
遅刻が確実な場合や遅刻しそうな場合で使える英語表現には、主に以下の2つがあります。
- I am running late.
- I am going to be late.
友人との約束でもビジネスの場面でも、遅刻をしそうなときは事前に報告をすることが重要です。
上記のフレーズを使った例文も紹介しているので、参考にして事前に連絡を入れるようにしましょう。
I am running late.
「I am running late.」には「遅れそう」という意味があり、遅刻しそうなとき事前に報告するためにも使える英語表現です。
「Be running late」で「予定より遅れている」という状況を表すので、今遅れているけど、間に合うかもしれない、という場面でも使うことができます。
「running late」は聞き慣れない方も多いと思いますが、会話などでもよく使われる表現なので覚えておきましょう。
ちなみに、「might」や「may」を使っても「遅れそう」という意味を表すことができます。
「might」と「may」では、どちらを使っても明確な違いはありませんが、「may」に比べて「might」の方は可能性が低いときに使われます。
そのため、「もしかしたら遅れるかもしれない」、というように遅れる可能性が低い際は「might」を使うと良いでしょう。
「I am running late.」を使った例文を紹介!
「I am running late.」を使った例文には以下のようなものがあります。
- I am sorry. I am running a little late.
「ごめんなさい。少し遅れています。」 - Ken is running late.
「ケンが遅れているみたい。」 - I am sorry. I might be late.
「ごめんなさい、たぶん遅れます。」 - I am sorry. I may be late.
「ごめんなさい、もしかしたら遅れます。」
「running late」はビジネスでも使える表現なので、謝罪の気持ちをつけて使うようにしましょう。
また、少し遅れそうと言いたい時は、「a bit」や「a little」が使えるので、一緒に覚えておくと便利ですよ。
I am going to be late.
「I am going to be late.」には「遅れます」という意味があり、遅刻することが確実なときや、間に合わないと分かった時点で使える英語表現です。
「I am running late.」と「I am going to be late.」の意味の違いがよく分からないという方もいると思いますが、「I am going to be late.」は確定で遅刻する場合に使います。
間に合う可能性がある「「I am running late.」とは状況が大きく異なりますが、どちらの表現も事前に「遅刻」について報告する際に使えるので、使い分けには気をつけましょう。
また、「be late」が「遅刻」として使う基本的な表現です。
「late」は動詞ではなく形容詞なので、be動詞を忘れずに付けることが必要ですよ。
「I am going to be late.」を使った例文を紹介!
「I am going to be late.」を使った例文には以下のようなものがあります。
- I am sorry, but I am going to be late.
「ごめんなさい、遅れます。」 - I am really sorry. I am going to be 10 minutes late.
「本当にすみませんが、10分遅れます。」 - I am going to be late for work.
「仕事に遅れます。」 - Hurry up! You are going to be late for school.
「急いで!学校に遅れそうだよ。」
上記のように、「late」の前に「〇〇 minutes」をつけることで、「〇〇分遅れます。」と表せるので、遅れる報告をする際は、どれくらい遅れそうなのかできるだけ記載すると良いでしょう。
また、「late for 〇〇」で「〇〇に遅れる」と表せるので、「会議」という意味の「meeting」などを使い、何に遅れるのか明確に書くのもおすすめです。
遅刻して謝るときのフレーズを紹介!
では、実際に遅刻した際に使える謝罪のフレーズを紹介します。
遅刻した後に謝罪として使えるフレーズには以下のようなものがあります。
- I am sorry for being late.
「遅れてごめんなさい。」 - I am really sorry to have kept you waiting.
「お待たせして本当にごめんなさい。」 - I apologize for being late.
「遅れてしまい申し訳ありません。」
友人との約束や会社に遅刻した際、まず謝罪の言葉を述べる必要があるので、上記のようなフレーズを使って謝りましょう。
またビジネスの場面では、「sorry」よりも「apologize」を使うことでより丁寧に謝ることができるので、状況に応じて「apologize」を使うことがおすすめです。
謝罪の気持ちをより伝えたい時や反省を見せたい際は、「so」や「really」といった副詞を利用することも良いので覚えておきましょう。
ちなみに以下の記事では、ビジネスで使える謝罪の英語表現を詳しく紹介しています。
気になる方はぜひチェックして参考にしてみましょう。
ビジネス英語メールでの謝罪方法!3つの謝罪表現の使い分けやフレーズも紹介
遅刻した際に使える理由の英語のフレーズを紹介!
遅刻をして理由を伝えたい際に使える英語のフレーズには主に以下のようなものがあります。
- I overslept.
「寝坊しました。」 - I missed my train.
「電車を乗り逃しました。」 - I took the wrong train.
「電車を間違えました。」 - My train was delayed.
「電車が遅延しました。」 - My bus has been delayed.
「バスが遅れています。」 - I got stuck in heavy traffic.
「ひどい交通渋滞に捕まりました。」 - I got lost.
「迷子になりました。」 - My child was not feeling well.
「子どもの体調が悪かったです。」 - Something has just come up.
「いろいろありました。」
遅刻をした際は、同時に理由を伝える必要があるので、上記のフレーズを参考にして使いましょう。
特に遅刻理由として公共交通機関の遅延が多くありますが、「delay」を使って遅延を表現できるので覚えておくと便利ですよ。
また、上記のフレーズは友人にもビジネスでも使える表現です。
遅刻で謝罪する際に一緒に覚えておくと便利なフレーズを紹介!
では、遅刻しそうな場合、遅刻してしまった場合に、一緒に覚えておくと使えるフレーズを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
- I will be there in 15 minutes.
「あと15分でつきます。」 - I am on my way.
「今向かっています。」 - It will not happen again.
「もう二度と同じ事がないようにします。」 - Thank you for waiting.
「待っていてくれてありがとうございます。」 - If I am going to be late, I will contact you.
「もし遅れそうだったら連絡します。」
遅刻している場合は、できるだけ何分くらい遅れるのか、何分で着くのかも一緒に伝えると、相手も予定が分かりやすいです。
また、相手に会って遅刻に関する謝罪をする際は、待ってもらったことに対するお礼や、今後は気をつけるという約束の言葉を伝えると丁寧です。
上記のフレーズは、ビジネスシーンで使えるので、会社に遅刻しそうな場合、遅刻した場合は、できるだけ長文で丁寧に謝罪をしましょう。
遅刻と関連して覚えておくと良い英語表現
遅刻に関連して一緒に使えるような英語表現には以下のようなものがあります。
英語 | 日本語 |
---|---|
On time | 時間通りに |
Make it | 間に合う |
Punctuality | 時間厳守 |
I’m afraid 〇〇 | 残念ながら〇〇と思います。 |
I think〇〇 | 〇〇だと思います。 |
上記の英語表現を使った例文には以下のようなものがあります。
- I am afraid I will not be able to make it on time.
「残念ですが、時間に間に合わなさそうです。」 - I will be arriving on time.
「時間通りに到着します。」 - Your punctuality is a proverb.
「あなたの時間の正確さには定評がある。」 - I think I will not make it to our meeting.
「会議には間に合わなさそうです。」
遅刻をして英語で謝罪する際に気をつけるべきポイントを解説!
このトピックでは、実際に遅刻をしてしまって謝罪する際に気をつけるべき事について解説します。
以下のポイントについて事前にチェックしておきましょう。
- 遅刻が分かった時点ですぐに連絡をする
- まずは謝罪をしてその後に理由や原因を伝える
- 状況に応じて対策方法を提案する
遅刻が分かった時点ですぐに連絡をする
遅刻しそうな場合は、まずすぐに連絡を入れることが重要です。
特にビジネスシーンでは、報告連絡相談が重要なので、確実に連絡が必要です。
また、友人との約束の場合でも連絡を入れることで相手に心配させないようにしましょう。
遅れることが早めに分かるだけでも、相手がどのような行動が取れるのか変わってきます。
遅刻の連絡を入れる際は、遅刻するというだけでなく、何分くらいで着きそうなのかも書きましょう。
何分で着くのか全くめどが立たない場合は、その理由も記載することが必要ですよ。
まずは謝罪をしてその後に理由や原因を伝える
遅刻して英語で謝罪する際は、まず謝罪の言葉を述べるようにしましょう。
理由や原因を先に言いたくなる気持ちも分かりますが、とにかく反省の気持ちを伝えるために謝罪が必要です。
一通り謝罪をした後に、理由や原因について詳しく説明するようにしましょう。
また、最後にもう一度謝罪の言葉を述べることや今後の行動についての改善法を提案することもおすすめです。
謝罪する際は、相手や状況によって使うフレーズを変えることが必要です。
相手が友人であまり遅れていない場合などは「sorry」でも問題ありませんが、基本的にビジネスシーンでは「apologize」を使うことが良いでしょう。
場面に合わせた丁寧な謝罪表現を覚えておくと安心ですよ。
状況に応じて対策方法を提案する
自分の遅刻によって、予定などに影響を与えてしまった場合は、対策方法を提案するようにしましょう。
例えば自分の遅刻のせいで会議ができなくなってしまった、自分の遅刻のせいでチケットが取れなかったということもあると思います。
上記のような場合にどのような対応をするべきなのか考えておきましょう。
ちなみに、予定を変更したいときに使える例文には以下のようなものがあります。
- Would it be possible to delay the start of the meeting an hour?
「ミーティングを1時間遅らせていただけますでしょうか?」 - Would it be possible to change the date of the meeting?
「ミーティングを別の日に変えることはできますでしょうか?」 - Can we reschedule?
「スケジュール変えられる?」
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した遅刻する際に使える英語のフレーズは以下の2つです。
- I am running late.
- I am going to be late.
また、遅刻して謝罪する際の英語のフレーズは以下の3つです。
- I am sorry for being late.
- I am really sorry to have kept you waiting.
- I apologize for being late.
約束に遅刻してしまうことは誰にでもあることだと思います。
そのため、遅刻した際に丁寧に謝罪ができるか、事前報告や理由を伝えることができるかが大切です。
遅刻は良くないことなので、反省の気持ちが相手に伝わるような言動を心がけましょう。
以下の記事では、ビジネスメールの書き出しを紹介しているので、遅刻について謝りたいけどメールの書き方が分からないという方は参考にしてみてください。
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