魚の名前を英語で外国人に説明しよう! 魚の英語表記まとめ

外国人の友人と一緒に魚料理を食べに行きたいけど友達は日本語がわからないし、自分も魚の名前を英語でなんというかわからず不安…

飲食店勤務で接客の際に、外国のお客様に英語を用いて魚についてしっかりと説明したい。

そんな方々の悩み解決するために今回の記事を書いています。

その他にも水族館にいる生き物や、お寿司屋さんに行く際の覚えたほうがよい単語などもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事でわかることは以下の6点です。

  • 料理としてよく出てくる魚の英語表記
  • 魚以外の海の生き物の英語表記
  • 魚の卵の英語表記
  • 水族館でよく見る魚の英語表記
  • 魚群などの英語表記
  • お寿司屋さんに行く際に覚えておいたほうが良い英語

それでは料理としてよく出てくる魚の英語表記を次の章から説明していきます。

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料理としてよく出てくる魚

日本といえば魚、あるいはお寿司をイメージする外国人の方は多いと思います。

お寿司や魚料理を食べるために訪日する外国人もいるくらいの日本の人気メニューになっています。

魚は種類が豊富で様々な味を楽しめる反面、名前を覚えるのが大変です。

実際にお寿司屋さんに言ったとき、外国人の友達に「What is this fish called?(この魚はなんていうんだい?)」と聞かれて答えられないと魚の説明が十分にできないですし、なによりかっこ悪いですよね。

この章では、料理として出てくる魚を紹介していきます。

すべて覚える必要はないですが、メインとなる魚だけでも覚えて、説明するときに使ってみてください!

日本語 英語
鮪(マグロ) Tuna(ツナ)
鮭(サケ) Salmon(サーモン)
鰤(ブリ) Yellowtail(イエロウテイル)
鯛(タイ) Sea bream(スィー ブリーム)
鰹(かつお) Bonito(バニートウ)

鮪(マグロ)

マグロは英語でTuna(ツナ)と表現します。

ツナ缶やツナマヨのTuna(ツナ)と覚えると記憶に定着しやすいかもしれません。

ちなみに赤身はLean tuna(リーン ツナ)、中トロはMedium fatty tuna(ミデイアム ファッティ ツナ)、大トロはFatty tuna(ファッテイ ツナ)と表現するのが一般的なようです。

全ては覚えられない場合は基本となるマグロ=Tuna(ツナ)だけでも覚えておくことをおすすめします。

鮭(サケ)

サケはSalmon(サーモン)と表現します。

こちらは、お寿司屋さんなどでは英語表記のほうが馴染みのある言葉になっていますね。

しかしサーモンという音で覚えている人も多いようなので、しっかり単語でSalmonと覚えるようにしましょう。

ちなみに鮭とサーモンの呼び方の違いは食べ方と育ち方にあるようです。

焼いて食べるときはサケ、生で食べるときはサーモンと呼ぶのが一般的なようなのでそこも覚えていると良いですね。

鰤(ブリ)

ブリの英語表記はYellowtail(イエロウテイル)です。

ブリの見た目から英語表記がついたもののようです。

ブリは尻尾が黄色いからYellowtail(イエロウテイル)。

見た目をイメージしながら覚えていくと記憶に定着しやすいかもしれませんので試してみてください。

鯛(タイ)

日本では「めでタイ」の鯛として知られている鯛ですが、英語ではSea bream(スィー ブリーム)と表記するようです。

しかしこの呼び方をするのは真鯛のみで、真鯛以外のタイに関してはred snapper(レッド スナーパー)と呼ぶようなので注意が必要です。

お寿司屋さんなどでは基本的に真鯛が提供されるのでSea bream(スィー ブリーム)と覚えておけば安心ですね。

鰹(かつお)

カツオは外国でも馴染みのある魚で訪日外国人からも人気のメニューです。

そんなカツオの英語表記ですがBonito(バニートウ)です。

しかし、外国ではカツオはマグロと同じ種類の魚だと考える国もあり、Skipjack tuna(スキップジャック・ツナ)と呼ぶ地域もあるようです。

基本的にはBonito(バニートウ)で通じますが、伝わらない場合はSkipjack tuna(スキップジャック・ツナ)で伝えてみましょう!

鯵(アジ)

アジも英語表記が2種類存在し、Horse mackerel(ホース マッカレル)とJack mackerel(ジャック マッカレル)で表現されるようです。

ちなみにmackerel(マッカレル)はサバという意味でHorse mackerel(ホース マッカレル)を直訳すると馬のサバになります。

馬のサバ=アジと覚えるとおぼえやすいかもしれませんね。

鮃(ヒラメ)・鰈(カレイ)

ヒラメとカレイの英語表記ですが同一表記でFlatfish(フラット フィッシュ)と呼ばれています。

外国ではヒラメとカレイは同じ生き物だと思われているようですが、そうではなくヒラメガLeft-eyed flatfishでカレイがRight-eyed flatfishと呼ばれているようです。

鱸(スズキ)

スズキは英語ではSea bass(シー バス)と呼ばれています。

出世魚であるスズキは小さいサイズの子供になるとセイゴと呼ばれています。

もし飲食店でセイゴが出てきた場合はYoung sea bass(ヤング シー バス)と伝えてあげるとわかりやすいでしょう。

鱚(キス)

天ぷらが人気のキスですが英語での表記は一般的にSand borer(サンド バーラー)となっています。

また、Whiting(ホワイティング)と呼ばれることもあるようなので相手に合わせて使ってみてください。

秋刀魚(サンマ)

刺し身で食べるのもよし、丸焼きにするもよしのサンマは英語でPacific saury(パシフィック ソーリー)かSaury(ソーリー)と表現します。

他にもmackerel pike(マッカレル パイク)と表現することもあるようですが、基本的にはPacific saury(パシフィック ソーリー)で伝わります。

ちなみにサンマの塩焼きはSalt-grilled Saury(ソルト グリルド ソーリー)ですので食べる機会がある際はぜひ使ってみてください。

穴子(アナゴ)

アナゴは英語でConger(コンガー)と呼ばれます。

しかし主に大西洋のアナゴがConger(コンガー)と呼ばれるようで、日本のアナゴはJapanese conger(ジャパニーズ コンガー)と表現することもあるようです。

鰻(ウナギ)

外国でも馴染みのあるウナギはEel(イール)と表現されるようです。

日本のウナギと外国のウナギでは味が違いすぎて驚く方も多いのだとか。

しっかり英語で同じ生き物だと教えてあげましょう!

河豚(フグ)

フグを表す英語は複数ありますので箇条書きで紹介していきます。

  • Puffer fish(パファーフィッシュ)
  • Globefish(グローブフィッシュ)
  • Blowfish(ブローフィッシュ)
  • Swellfish(スウェルフィッシュ)
  • Fugu(フグ)

外国ではフグは毒があるため、食用の魚と考えられているところが少なく滅多に食べることはありません。

そのため先ほど箇条書きでまとめた呼び方のような造語での表現になっているようです。

英語での表現を覚えて、日本のフグが安全なこととその美味しさを伝えてみてください。

鮟鱇(アンコウ)

アンコウは英語でangler fish(アングラァァ フィッシュ)と表現し、名称は捕食スタイルに由来しています。

アンコウは体についている長い突起物を使って獲物をおびき寄せるのですが、釣り針に似ているために「angler fish」と名付けられました。

現代では「アングラー」という言葉は釣りをする人を指す言葉としても使われています。

魚以外の海の生き物

先ほどは、よく料理として出てくる魚を中心に英語訳を紹介しました。

しかし、日本にはまだまだ美味しい海産物がたくさんあります。

甲殻類や貝類などの英語表記をここではまとめて紹介したいと思います。

日本語 英語
烏賊(イカ) Squid(スクイドゥ)
鮹(タコ) Octopus(オクトパス)
海老(エビ) Shrimp(シュリンプ)
帆立(ホタテ) Scallop(スカラップ)
牡蠣(カキ) Oyster(オイスター)

 

海外の方にとって珍しい物が多いと思うので、名前を覚えて紹介できるようになりましょう。

烏賊(イカ)

イカは英語でSquid(スクイドゥ)といいます。

イカは海外の海産物を食べる風習のある国ではポピュラーな食べ物で、日本以外でもよく食べられているようです。

イカを意味する英単語はもう一つあり、Cuttlefish(カトル フィッシュ)と呼ばれることもあるようです。

しかしこれはお寿司屋さんで出てくるような一般的なイカではなく、コウイカという種類を指すときに使うのが正しいようです。

鮹(タコ)

タコは英語でOctopus(オクトパス)と表現します。

これは一般的にも浸透している言葉なのではないでしょうか。

タコは昔、悪魔の魚(devil fish)と呼ばれていましたが、今では敬遠されることもなくなったようです。

海老(エビ)

エビは海外では大きさで分けて別々の呼称があります。

大きいものがLobster(ロブスター)、中くらいのものがPrawn(プラウン)、一番小さいものがShrimp(シュリンプ)と呼ばれています。

お寿司屋さんで食べるような大きさのエビはShrimp(シュリンプ)と呼ぶのが正しいようです。

貝類は英語でいうとなに?

基本的に貝類はまとめて同じ単語で呼ぶことが多いようです。

英語で貝類はShell fish(シェルフィッシュ)と表現します。

それと別に個々の名称もあるようなので、今回は合わせて紹介します。

帆立(ホタテ)

ホタテは英語でScallop(スカラップ)と表現します。

海外でもホタテを食べるところは多いので、馴染みのある言葉のようです。

牡蠣(カキ)

カキは英語でOyster(オイスター)と呼ばれています。

オイスターバーのオイスターなので日本人にも馴染みのある言葉なのではないでしょうか。

鮑(アワビ)

アワビは英語でAbalone(アバローニ)と表現します。

アメリカではあまり食べることがないようですが、南米やヨーロッパでは食べることがあるようです。

蒸しアワビの場合はBoiled abaloneと表現するといいでしょう。

魚の卵の名前は?

次に魚の卵である魚卵の英語表記を紹介します。

イクラやタラコなどの食材は海外からも人気の高いものなので覚えてみて損はないでしょう。

先にそれぞれの表現をまとめておきます。

日本語 英語
イクラ Salmon roe(サーモン ロウ)
タラコ Cod roe(コド ロウ)
白子 Soft roe(ソフト ロウ)

イクラ

イクラはサケの卵です。

そのまま英語でいうとSalmon eggになると思う方が多そうですが、正しくはSalmon roe(サーモン ロウ)です。

柔らかい卵をroe(ロウ)と言いますので覚えておいてください。

タラコ

タラコはスケトウダラの卵のことで、英語ではCod roe(コド ロウ)と言います。

こちらも柔らかい卵なのでroe(ロウ)を使うようですね。

白子

白子は卵ではなく、魚の精巣なのですが、Soft roe(ソフト ロウ)と呼びます。

外国の人から見たら卵のようなものだからかもしれませんね。

水族館でよく見る魚

次に、食用ではあまり見かけませんが、水族館などでよくみる観賞用の海の生き物を紹介します。

ここでも日本語と英語表記について詳しく解説していくので参考にしてください。

海豚(イルカ)

イルカは英語でDolphin(ドルフィン)です。

水泳のドルフィンキックなどで単語が使用されているので日本でも馴染みのある言葉なのではないでしょうか。

鯨(クジラ)

クジラは英語でWhale(ウェイル)です。

クジラを見に行くことをwhale watchingといい、海外ではレジャーの一つになっています。

鯱(シャチ)

シャチは2つの呼び方があります。
1つ目が Killer whale(キラー ウェイル)です。

先ほど紹介したクジラがWhale(ウェイル)なのでクジラを食べるものという意味があります。

その名の通り、クジラの唯一の天敵で獰猛な動物です。

2つ目の表現がorca(オーカ)です。

現在はこちらの呼び方のほうが一般的なようです。

鮫(サメ)

サメは英語でShark(シャーク)と呼ばれるのが一般的ですが、もう一つ呼び方があります。

それがSea lawyer(シーロイヤー)です。

Lawyer(ロイヤー)には法律家、弁護士のような意味があり、直訳すると海の法律家になります。

かっこいい表現ですがあまり使われていないので、Shark(シャーク)を使ったほうが良いでしょう。

魚群などは英語表記でなんていうの?

ちなみに魚群にも名前があるので、これを機会にご紹介します。

魚群は英語でSchool of fish(スクール オブ フィッシュ)といいます。

魚を学生に見立てて学校に集団で登校している様子をイメージすると覚えやすいですね。

お寿司屋さんに行くときに覚えておいたほうがいい単語

外国人はお寿司が大好きで、今や寿司は日本の文化の一つになっています。

今まで紹介してきた魚の名前を覚えれば魚の説明はできるかもしれませんが、お寿司屋さんの説明では苦労する事が多いと思います。

そこで、外国の方とお寿司屋さんに行く前に覚えたほうがいい単語ということで、4個紹介していきます。

日本語 英語
ガリ Pickled ginger(ピックド ジンジャー)
シャリ Vinegared rice(ビネガード ライス)
醤油 Soy sauce(ソイソース)
わさび Wasabi(ワサビ)

ガリ

ガリは日本独自の文化でGariとして表現されると思われがちですが、海外でもしっかりと呼び方があります。

ガリは英語でPickled ginger(ピックド ジンジャー)と表現されます。

生姜をつけたものなのでこのような名称になっているようです。

シャリ

日本ではシャリと呼ばれますが海外では酢飯なのでVinegared rice(ビネガード ライス)と表現するのが適切なようです。

醤油

基本中の基本の英単語ですが醤油はお寿司に欠かせないものなので紹介します。

醤油は英語でSoy sauce(ソイソース)です。

忘れてしまっていた人はしっかりと覚えるようにしましょう。

わさび

最後にわさびですが、英語でWasabi(ワサビ)と表現します。

いろいろな魚の名称はあったようですがワサビの表現は日本にしかなくWasabiのようです。

外国の方と食事に行った際はWasabi is spicy, but is it okay?(ワサビは辛いけど大丈夫?)と声をかけてあげるといいですね。

魚を英語で言えるようになって外国人にも説明できるようになろう!

今回は様々な魚や海の生き物の名前を英語でご紹介してきました。

ぜひ、英語での呼び方を覚えて海外の方に丁寧な説明ができるようになりましょう。

日本が誇るおもてなし精神をアピールするためにもぜひ、覚えてみてください!

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