資格って英語でなんて言うの?使い分け方の例とおすすめの英語資格を紹介

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資格の取得は多くの人にとって、キャリアアップや自己成長の一歩となるものです。

英語の資格は国際的なビジネスや学問の場でのコミュニケーションをスムーズにするための鍵となります。

ところで「資格」を英語でどう伝えるのか、どんな英語資格が存在するのかを知っていますか。

ここでは、「資格」を伝える正確な英語表現の使い分け方や、英語能力を証明するための主な資格について詳しく紹介します。

TOEICや英検はもちろんさまざまなシーンで役立つ資格情報を手に入れ、英語学習やキャリア形成に役立ててください。

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資格の英語表現

資格という言葉は日常生活や専門的な場面でよく耳にします。

しかし、「資格」という日本語の言葉を英語で表現する時、どのような言葉を使用すれば良いのでしょうか。

英語には資格や能力を表すたくさんの表現やニュアンスが存在します。

ここでは、「資格」の英語表現から主要なものをピックアップして詳しく紹介します。
ブラウスって英語でどう言うの?おしゃれさんが知ってると便利な英語表現

certification

「certification」は公式な機関や組織からの認定や証明を意味します。

特定のスキルや知識の証明としての資格試験に合格した場合に得られる証明書などを指します。

医師や会計士のような専門職またはTOEFLのような英語の能力試験の資格もこの範疇に入ります。

certificationの例文
    • He has the certification to become a lawyer.
      彼は弁護士になれる認定・証明がある。
    • This group certifies translators.
      この団体は翻訳者の資格を認定する。

qualification

「qualification」はある職種や役職または活動に必要なスキルや知識、経験を持っていることを示す言葉です。

学歴・トレーニング・実務経験など、あるポジションに適していることを示す際に使用されます。

qualificationの例文
    • He has qualifications to be a president.
      彼には社長になる資格(能力)がある。
    • She gained qualifications in computer programming recently.
      彼女は最近コンピュータプログラミングの資格を取得しました。

license

「license」は特定の活動を合法的に行うための許可や権限を示す言葉です。

運転免許や医師の免許など政府や公的な機関から発行される免許を指します。

licenseの例文
    • He has a pilot’s license for small aircraft.
      彼は小型航空機のパイロット免許を持っています。
    • I need to renew my driver’s license before it expires.
      有効期限が切れる前に、私は運転免許証を更新する必要があります。

entitle

「entitle」は特典や権利を享受することができることを示す動詞です。

特定のサービスや待遇を受ける資格がある場合に使用されることが多いです。

entitleの例文
    • We are entitled to vote at the age of 20.
      20歳になると投票権が与えられる。
    • Your membership card entitles you to discounts at participating stores.
      会員カードを持っていると、参加店舗で割引を受ける権利があります。

eligible

「eligible」は特定の条件を満たしていることである役職・サービス・特典などを受けることができるという状態や資格を表す形容詞です。

特定の年齢に達して選挙の投票ができる場合などに使用されます。

eligibleの例文
    • an eligible voter
      有権者
    • be eligible for a pension
      年金を貰う資格がある

right

「right」は法的や道徳的に保障された権利や権益を示す名詞です。

言論の自由や投票する権利など、社会的・政治的な権利を示す際に使用されます。

rightの例文
  • The right to pursue happiness.
    幸福を追求する権利(資格)
  • Rights and duty
    権利と義務

「資格試験」「国家資格」は英語で何て言う?

英語を学ぶ際「資格試験」や「国家資格」といったキーワードが出てくることは少なくありません。

資格試験・国家資格という言葉を英語でどう表現するか、日常の会話やビジネスシーンでのコミュニケーションをスムーズにするためのヒントを以下で詳しく解説します。
理解するは英語でなんていう?例文や会話で使える英語表現も紹介

資格試験

英語圏での「資格試験」に関連する言葉はいくつか存在します。

主な表現として「a certifying examination」と「a qualifying examination」が挙げられます。

ここでの「Certifying」や「Qualifying」は「資格」を意味し、「Examination」は「試験」という意味になります。

資格試験の例文
    • I have an upcoming English certifying examination.
      今度、英語の検定試験があるんだ。
    • I’m preparing for an English qualifying exam.
      英語の資格試験の準備をしています。

国家資格

「国家資格」を英語で伝える場合、代表的な表現は「national license」や「national qualification」です。

「National」が「国家」を示し、「License」や「Qualification」が「資格」を示しています。

国家資格の例文
  • My goal is to obtain a national license.
    私の目標は、国家ライセンスを取得することです。
  • I aim to secure a national qualification.
    国家資格の取得を目指しています。

英語関連の資格おすすめ23選

英語は国際的なコミュニケーションツールとして必要不可欠なスキルとなっており、習得を証明する資格も多数存在します。

英語の資格を取得することで自分の英語スキルを証明するだけでなく、学業・キャリア・日常生活においても多くのメリットが得られます。

ここでは、英語関連資格の中から特におすすめの23選をピックアップし、特徴や取得のメリットについて詳しく解説していきます。
英語関連でおすすめの資格10選!目的別おすすめの資格やメリットも徹底解説

日常生活全般に役立つ英語資格

日常生活でのコミュニケーションや旅行、趣味の一環として英語を使用する人が増えています。

日常の中で役立つ英語スキルを磨くための資格がいくつか存在します。

日常で役立つ資格は基本的な会話スキルからビジネスシーンでの英語スキルまで、幅広いレベルの英語能力を証明します。

ここでは、日常生活での英語使用に焦点を当てた資格をいくつか取り上げ、特徴やメリットについて詳しく紹介します。

実用英語技能検定(英検)

実用英語技能検定・通称英検は日本での英語能力を証明するための代表的な資格の一つです。

試験はリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4つのセクションから成り立っています。

実用英語技能検定は高い認知度と社会的評価から学生からビジネスパーソンまで幅広い年齢層に支持されています。

日常英会話の習得からビジネスシーンでのコミュニケーションスキルまで、多岐にわたる内容が網羅されているため実践的な英語スキルの向上を目指す方に最適です。

TOEIC® Listening & Reading Test

TOEIC® Listening & Reading Testは世界的にも非常に高い認知度を持つ英語能力試験の一つです。

試験はリーディングとリスニングの2つのセクションから成り立ち、受験者の英語の「読む」「聞く」力を評価します。

TOEIC® Listening & Reading Testのスコアは多くの企業や教育機関での採用基準や学業の一部として利用されており、ビジネスシーンでの活用が特に期待されています。

TOEIC® Speaking & Writing Tests

TOEIC® Speaking & Writing Testsは英語のアウトプット能力、すなわち「話す」「書く」スキルを測る試験です。

国際的なビジネスシーンでのコミュニケーションが増える中、口頭や書面での正確な英語表現力が求められており、TOEIC® Speaking & Writing Testsは実務に即したスキルの証明として注目を浴びています。

TOEIC Bridge® Test

TOEIC Bridge® Testは英語初学者や中級者を対象とした試験で、TOEIC Bridge® Testの基礎段階として位置づけられています。

試験内容はリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4つのセクションから成り立っており、初めて英語の資格試験に挑戦する方や、基本的なスキルの確認を目指す方に適しています。

CASEC

CASECは、リーディング・ライティング・リスニングの3つのセクションから成る試験で、独特の特徴として受験者の能力に応じて問題の難易度が変化するアダプティブ方式を採用しています。

短時間での受験が可能となっており、また試験結果として他の英語資格に換算したスコアや級の目安を知ることができるので自分の英語力を正確に知ることができます。

ビジネスに役立つ英語資格

ビジネスの場面で英語を効果的に使用する能力は非常に価値があるとされています。

多くの国際企業や機関は従業員の英語スキルを評価するための資格を要求することが増えています。

ビジネスシーンでの英語スキルを証明する資格は、就職・転職活動・キャリアアップのチャンスを大きく広げる要因となります。

以下では、ビジネスでの英語使用に焦点を当てた主要な英語資格を紹介します。

日商ビジネス英語検定

日商ビジネス英語検定は、ビジネスシーンでの英語ライティング能力を評価するための資格です。

企画書・報告書・メールなどの日常業務で頻繁に使用される文書を作成する能力が問われます。

実務における具体的なシチュエーションを想定した試験内容は、企業活動において直接的なスキルを持っていることを証明するためのものです。

国連公用語・英語検定 (国連英検)

国連英検は、英語を使用して国際的に活躍するための資格として位置づけられています。

日本国際連合協会が主催するこの試験は、国際ニュースや時事問題を中心とした内容が多く出題されるのが特徴です。

受験者は日常的に英字新聞などの情報をチェックする習慣が必要となります。

Linguaskill Business(旧:BULATS)

Linguaskill Businessは、ビジネスコミュニケーションスキルを評価するためのオンライン資格試験です。

旧BULATSとして知られるこの試験は世界50カ国以上で採用されています。

2020年にリニューアルされ更に進化を遂げています。

ビジネス場面での実践的なコミュニケーション能力が総合的に評価されるため、多くの企業が求めるスキルを持っていることを示す証となります。

GCAS

GCASは、ビジネスシーンで必要とされる実践的な英語力を評価するための資格試験です。

GCAS試験では「データ分析能力」や「反論への対応能力」など、ビジネスでの具体的なシチュエーションを想定したタスクが出題されます。

面接官との一対一のロールプレイやプレゼンテーションを行い総合的なビジネススキルを評価されます。

TEP TEST®

TEP TEST®は、国際ビジネスにおける高度なライティング能力を評価する資格試験です。

TEP TEST®の解答は全て記述式となっており企画書・論文・メールなどの文書の編集・校正能力が中心に評価されます。

実務での英語使用経験が求められるビジネスパーソンにとって、TEP TEST®は非常に価値があると言えるでしょう。

専門分野に生かせる英語資格

英語の習得は国際的なビジネスや旅行だけでなく、多岐にわたる専門職の領域でも重要となっています。

専門的な知識や技術を持つ者が特定の分野に特化した英語の資格を取得することで、国際的な場面での信頼性や能力が一段と向上します。

工業技術者・医療従事者・幼児教育者まで、各分野での英語の要求は高まり続けています。

以下では、専門分野での英語スキル向上を目指す方々におすすめの資格試験を紹介します。

技術英語能力検定(旧:工業英語能力検定試験)

技術英語能力検定は、工業技術や製品に関する英語の知識とスキルを証明するものです。

文部科学省の後援を受けており、具体的には工業技術や工業製品の性能や取り扱い方法などの英語での理解力を試す内容となっています。

国際的なプロジェクトや海外からの技術者の受け入れが増加している中、技術英語能力検定を持つことでその専門的能力と英語スキルの両方を証明できます。

TOPEC

TOPECは、英語の基本能力と特定の専門分野の英語を組み合わせた試験です。

現在、看護分野の試験が実施されており医療英語だけでなく、一般的な英語のスキルも同時に評価されます。

TOPECにより看護師や医療従事者は国際的な場面でのコミュニケーション能力を証明できます。

日本医学英語検定

医療関連の英語能力を総合的に評価する日本医学英語検定は、医療従事者や医学生など医療現場で英語を使用する機会のある者にとって非常に価値があります。

国際的な医療研究・会議・海外研修など、医療の分野での英語使用頻度が高まる中、日本医学英語検定は英語スキルの基準となります。

幼児教育・保育英語検定(幼保英検)

英語教育の開始年齢が低下し、幼児期からの英語教育の需要が増している日本で幼児教育・保育英語検定は、幼児との英語でのコミュニケーションや、幼児教育・保育現場での英語を使用する能力を評価します。

英語を取り入れた教育方法やカリキュラムの構築に携わる教育者にとって、資格はその専門性を証明するものとなります。

留学・海外進学に生かせる英語資格

海外の大学や専門学校に進学する際、国の言語能力を証明する資格はほぼ必須となります。

特に英語圏の国々においては多様な英語資格試験が存在し、それぞれの試験が留学生の入学を判断する重要な基準となっています。

留学生の入学を判断する試験は留学の扉を開く鍵となるだけでなく、今後の国際的なキャリアや職業生活においても大きな役割を果たします。

以下に、留学や海外進学を目指す学生におすすめの英語資格試験をいくつか紹介します。

TOEFL® テスト

TOEFL®は、多くの学生やプロフェッショナルにとって馴染み深い英語能力試験の一つです。

TOEFL®は世界中の大学やビジネススクールで英語のプロフィシェンシーとして広く受け入れられています。

特に北アメリカの大学進学を目指す学生にとって、TOEFL®のスコアは入学の大前提となることが多いです。

リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4つのセクションで評価され、それぞれのセクションが日常生活やアカデミックな環境での英語使用能力を測定します。

IELTS

IELTSは、英国文化協会やIDP教育オーストラリア、ケンブリッジ大学試験局などが共同で運営する英語能力試験です。

イギリス・オーストラリア・ニュージーランドの大学進学を考える学生にとっては、重要な試験となります。

IELTSには学術目的の「IELTS Academic」と一般的な英語能力を測る「IELTS General Training」の2つのバージョンがあります。

ケンブリッジ英語検定

ケンブリッジ英語検定は、ヨーロッパを中心に非常に高い認知度と信頼性を持つ英語試験です。

初級から上級までのさまざまなレベルの試験が提供されており、学生は自分の英語能力に合わせた試験を選ぶことができます。

ケンブリッジ英語検定は英国の大学進学はもちろん、ヨーロッパ全体での学びや仕事の場での英語能力を証明する際に非常に役立ちます。

ACT

ACTは、主にアメリカの大学進学を希望する学生向けの学力テストとして知られています。

ACTは英語の能力だけでなく数学・読解・科学の各セクションが含まれる総合的な試験です。

また、ライティングの部分もオプションで受験することができます。

iTEP

iTEPは、アメリカの大学や高校の入学審査で利用される英語試験として近年注目を集めています。

iTEPはリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングなどのセクションに加え、ビジネス英語やホスピタリティ業界向けの専門セクションも提供しています。

ビジネス英語やホスピタリティ業界向けの専門セクションも提供しているため、特定の分野での英語使用能力を詳しく評価することが可能となっています。

訪日外国人に生かせる英語資格

日本を訪れる外国人観光客の増加に伴い、外国人観光客を適切にサポートできるスキルが求められています。

英語は国際的なコミュニケーションのための主要言語であり、コミュニケーション関連する資格を持つことは観光業界やサービス業界での求人倍増に繋がります。

以下に、訪日外国人とのコミュニケーションを円滑に行うための主要な英語資格を紹介します。

英語応対能力検定

英語応対能力検定は、訪日外国人のニーズに特化した試験として位置付けられています。

英語応対能力検定は外国人観光客との直接のやり取りを想定し、特に販売や宿泊業界に特化した問題が出題されることが多いです。

様々な業種に合わせた試験内容が提供されており、業界特有の語彙やフレーズの理解を確認します。

観光英語検定

観光英語検定は、特に旅行や観光業界での英語使用経験を評価する試験です。

観光英語検定を通して外国人観光客への適切なサービス提供能力や文化的な背景に基づくコミュニケーションスキルを証明することができます。

旅行会社やホテルなどの従業員には特におすすめの観光英語検定です。

みんなの外国語検定

みんなの外国語検定は英語だけでなく、他の主要言語のリスニング能力を測定する試験です。

訪日外国人とのコミュニケーションを想定した実践的な問題が出題され、観光客のニーズや質問に対応できる能力を評価します。

みんなの外国語検定はホスピタリティの精神を重視し、受験者のサービス精神も評価の対象となります。

インバウンド接客外国語検定

インバウンド接客外国語検定は、サービス業の現場での外国語対応能力を中心に評価する試験です。

接客時の用語やフレーズを重視した問題が出題され、業種ごとの専門知識も試されます。

インバウンド接客外国語検定を受験することで実際の接客場面での多様な外国語の対応能力を証明することができます。

資格を英語で言うには使い分けが必要!英語の理解を深める資格試験もおすすめ

英語で「資格」を表現する場面は多岐にわたりますが、それぞれの状況や内容に応じた適切な表現を選ぶことが必要です。

ここでは、資格の英語表現のニュアンスや使い分けに焦点を当て、より正確なコミュニケーションをサポートしました。

また、英語学習者にとって資格試験は大きな学習の目標となることが多いです。

資格は英語力の証明だけでなく、具体的なスキルの向上や学習の動機づけにもつながります。

後半では、おすすめの英語資格試験をいくつか紹介しました。

それぞれの試験には特有の特色や目的があり、学習者の目標やニーズに合わせて選ぶことが重要です。

資格取得は英語スキルの向上だけでなく、異文化理解や国際的な視野の拡張にも繋がります。

是非、この機会に資格試験への挑戦を考えてみてください。