高校受験や大学受験で必須の科目である英語。
皆さんは日頃英語は勉強されていますか?
近年小学校から高校まで新しい学習指導要領が適用され、英語教育が益々進化しています。
日本社会のグローバル化により英語の重要性が高まっているのが分かりますね。
ただどうしても英語に苦手意識がある方が多いのではないでしょうか。
その中でも英語の長文読解。
分からない単語や熟語、一文がとにかく長いことが多く、英語学習の中で一番労力を使う部分ですね。
今回は「英語の長文読解は苦手!」と思う方に向けて、英語の長文読解が得意になれるコツを解説していきます!
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英語長文読解が読めない人の特徴5選
「なんとなく長文読解が苦手。」と思う方はまず何で英語の長文読解が苦手なのか、読めないのかの原因を明確化させる必要があります。
なぜなら何事でも原因の追究をして、明確にしてから解決しようとしますよね。
この理論と一緒です。
また英語の長文読解を行う上で、苦手意識を持ちながらでは勉強しようとは思いません。
まずは英語の長文読解が苦手、読めない理由を紹介するので、何で自分は読めないのかを明確化させましょう。
単純に単語、熟語の知識量が足りない
まずは単純に単語、熟語の知識量が少ないことです。
単語、熟語を知らなければ英語長文は読めませんからね。
例えば、あなたがルールも知らずにサッカーを見ようと思いますか?
これと同じで、そもそも英語を勉強する時点で単語、熟語はある程度知っていなければ勉強はできません。
単語、熟語の知識量は英語の長文読解を苦手、読めない人の一つの原因ですね。
長文を読むスピードが遅い
2つ目が長文の読むスピードが遅いことです。
読むスピードが遅いことは、受験などで長文問題を解く際に時間のロスです。
「早くなんて読めないよ。」と思う方は多くいらっしゃるかと思いますが、ある程度スピードがあれば構いません。
読むスピードが遅い人の特徴として、一文一語ずつ訳しているのが原因です。
当てはまる人多いのではないでしょうか?
一文一語ごとに訳していては読むスピードも遅くなってしまいます。
読むスピードが速ければ英語長文も好きになりますよね。
なので、英語の長文読解を苦手意識している人は読むスピードが遅いことが原因として挙げられます。
文章の全体を把握していない
そして3つ目は文章の全体を把握していないこと。
これは読むスピードの中で、一語一文訳してしまうことに直結する話です。
英語長文はすべて訳す必要はありません。
大事なのは文章が何を言っているのか、要点はどこかを把握すれば解くことができます。
全体を把握せずに英語の長文を読もうとするから、何を言っているか分からなくなり、問題も解けず苦手意識を持ってしまいます。
英語の長文を読む上では全体の把握というのは重要です。
訳も分からず長文を読みまくる
そして4つ目の訳も分からず長文を読んで、苦手意識を持ってしまう方。
「音読で英語の練習だ!」と言って読み漁る人。
それは大きな間違いです。
読んだ挙句間違ったやり方で英語を勉強し、失敗してしまう。
英語の長文を読む上で多くの長文を読むことは大事です。
ただ間違ったやり方ではなく、正しいやり方で行うことが重要です。
訳も分からず長文を読むことは英語の長文読解をする上で原因となります。
長文を読んで終わりにしがち
最後は長文を読んで終わりにしてしまう人。
これは長文のみならず、何事にも言えるかもしれません。
復習をしなければ折角勉強した知識は自分中に落とし込めませんよね。
ある研究では勉強して1日後には内容の25%前後しか覚えられていないという実験結果もあります。
英語の長文を読んだ後に学んだ内容が次に生かさなければいつまで経っても読めるようにはなりません。
なので、長文を読んで終わりにしている人は苦手意識を持っています。
5つの英語長文を読むためのコツ
なぜ自分が英語の長文が読めない、苦手であるかわかったでしょうか。
この記事を見て初めて気づいた方、読めない理由が明確になった方。
原因がわかったので、次からは解決への行動を起こしていきましょう。
時間はかかりますが、これから教えるコツをマスターすれば必ず英語の長文読解が得意になれます。
それでは解説していきましょう!
単語・熟語は日本語訳ではなくイメージで覚える
まずは単語・熟語を覚えることから始めましょう。
ただ覚える際の注意点として、日本語訳ではなくイメージで覚えるようにしましょう。
これの理由としては、後程解説する一文ずつ和訳をせずに文章の内容を捉えることにも繋がります。
もちろん日本語訳はいらないというわけではありません。
日本語訳を覚えた上で単語、熟語がイメージできるようになることです。
これができれば
- 英語長文を読むスピードが上がる
- わからない文章でも単語から推測できる
の2つが習得できます。
英語の長文読解を攻略するためには必要な技なので、必ず実践して習得しましょう。
一文を区切って、主語を捉える
次のコツは一文を区切って、主語を捉えることです。
これは難しく、より長い文章になると一文が様々な要素で修飾され長くなります。
また主語が分からなくなり、一文の意味から文章全体の把握ができなくなります。
一文を区切るのは例えば下記のような英文があるとします。
- I’m playing tennis very well.
これを区切ると、
- I’m /playing /tennis /very /well.
となります。
これを「スラッシュリーディング」と呼びます。
スラッシュリーディングを行うことは、
- 単純に読みやすい
- 主語、述語が明確化しやすい
の2つの効果が挙げられます。
2つの効果の結果、複雑で通常より長い英文でも一文から文章全体の把握を行うことができます。
辞書を使わずに単語推測力を身に付ける
3つ目は単語推測力を身に付けることです。
長文を読む中で分からない単語が多く出てくることはありませんか?
それによって一文、文章の全体把握ができなくなり、結果問題が解けない。
これの解決方法が単語推測力です。
ただ単語推測力を身に付ける上で注意が必要なことがあります。
それは辞書を使わないこと。
分からないこと単語があればすぐに辞書を使いましょうはNGです。
全く辞書を使うなというわけではありません。
長文を読むときは辞書を使わず前後の文脈やわかる単語から推測する。
分からない単語は復習の際に辞書で調べて独自の単語帳を作成する。
この一連の流れを徹底すれば必ず単語推測力が身に付き、初めての英語長文でも躓かず、スラスラ読めます!
一文ずつ和訳せずイメージで捉える
4つ目は一文ずつ和訳せずイメージで捉えることです。
先程も解説した単語、熟語をイメージで捉えることが関係します。
一文ずつ立ち止まって訳す行為を繰り返していると、やっておきたい英語長文500どうしても読むスピードが遅くなります。
そこで単語、熟語をイメージで捉えながら一文もイメージで捉えます。
英文を日本語として捉えるのではなく、英語としてイメージし文章の要点を捉えるようにしましょう。
このためにはもちろん単語、熟語をイメージで捉えることも重要ですが、音読も効果的です。
声を出して読むことはイメージを付けるには効果的となるので、音読は積極的に行いましょう。
ただ闇雲に音読してはいけません。
単語、熟語のイメージがある程度できるようになったら実践していきましょう。
読み終わったら復習を行う
最後は英語の長文を読み終わったら復習をちゃんと行いましょう。
理由としては学んだことを忘れないためです。
ただ復習をする際には3つの注意点があります。
- 答えた問題、関連のある文章に必ず根拠を持たせること
- その日に復習を行うこと
- 復習内容をメモし、翌日以降も復習メモを確認すること
上記3つは重要です。
1つ目の根拠は、自分がどう思ってどう答えたかを明確にしなければ、間違えた理由が分かりません。
今回皆さんがこの記事を読んで、英文の長文読解が読めない原因を明確化したのと同じです。
2つ目は英語の長文読解が読めない理由の5つ目に記載がある通り、人間は一日で学んだことの25%しか覚えていないからです。
最後の3つ目は2つ目の理由と同様で継続して学んだことを覚えるためです。
実際に長文問題を解く3つのポイント
この項目では3つのポイントにまとめて英語の長文問題の解き方を解説します。
英語の長文読解のコツを解説しましたが、実際に身に付くのは問題を解きながらで行うと良いです。
実際に問題を解く際には問題を解く技術も必要です。
問題を解く技術をマスターすることは英語の長文読解のコツを習得する近道でもあります。
一歩ずつ最短ルートでマスターして、大学受験や高校受験、TOEICのテストに臨みましょう。
長文を読む前に問題を読もう
1つ目のポイントとして英語長文を読む前は問題を先に読みましょう。
もちろん英語の長文読解のコツをマスターすれば難なく長文を読むことができます。
しかしある程度事前知識があるのとないのでは大きな差です。
先に問題を読むことで英語長文の内容が大まかに分かります。
皆さんは本屋さんで小説を買いに行くとき、あらすじを読みますよね?
そのあらすじが英語長文で言う問題です。
問題を先に読んで英語長文を読むことで、単語推測力の精度や文章の全体把握の正確性にも繋がります。
ですので、必ず英語の長文読解の問題を解くときは問題から先に読みましょう。
接続詞は英語の長文読解の際に必ず〇を付ける
次は英語長文を読む際に、接続詞に〇を付けましょう。
これは接続詞の重要性を説明すれば分かります。
例えばこのような接続詞です。
- 逆接(but、howeverなど)
- 順接(and、so、thereforeなど)
他にも多くの接続詞がありますが、これらは接続詞前の文章の説明を行っています。
例えば逆接では、前文で言った文章に対して後文で逆の意味を説明しています。
前文または後文が分からなくても、どちらか片方が分かればもう片方も大まかに分かります。
順接では後文で前文の詳しい説明を行っています。
この接続詞が分かることでパラグラフ(段落)だけでなく、文章全体の把握にも繋がります。
さらに問題を解く際によくあるひっかけに惑わされず正答を導くことができます。
以上のことから接続詞があったら必ず〇を付けて目立たせましょう。
解き終わったら解答の根拠を示そう
解き終わって丸を付けて終わりではいけませんね。
解き終わった後に必ず解答の根拠を示しましょう。
これは英語の長文読解のコツの際にも説明しましたが、復習をする際と同様です。
解答の根拠は何なのかを明確にさせれば、問題の意図が明確になっているかどうかが分かります。
その結果、次には正答できます。
必ず問題を解いたら解答の根拠を明確にして復習を行いましょう。
英語長文読解力を付けられる参考書3冊
これで英の長文読解が得意になれます!
しかし実際にコツを習得するのにどんな参考書を使えばより効率的にマスターできるか分かりませんよね。
そんな皆さんのために英語の長文読解のコツを習得するための参考書を3つご紹介します。
CD付でリスニング対策にも使える基礎英文解釈の技術100
大学受験やTOEICに必須のリスニング対策を行えるのが「基礎英文解釈の技術100」です。
この参考書はCD付の参考書なので、耳からも英語を学ぶことができます。
また難易度はMARCHクラスで、内容も比較的わかりやすいため初~中級者向けの参考書です。
理由としては
- 例題
- 解説
- 演習問題
の3構成に分かれているのでシンプルかつ分かりやすいのが特徴だからです。
難しく、問題だけある参考書よりは解きやすく読みやすいです。
自分に合ったレベルが選べる英検教材
2つ目は自分の現在のレベルに合った問題ができる「英検教材」です。
難易度はレベル別になっているので、初~上級者向けの参考書です。
英語長文の題材分野も幅広く、知らない分野の問題を解くことは受験やTOEICでアドバンテージとなります。
また問題も選択問題なので、明確な根拠を持って答えていけば必ず長文読解のコツを習得できるでしょう。
買っておいて損はない1冊です。
本番を想定した長文が多数収録されているやっておきたい英語長文500
最後は文章量が本番を想定している「やっておきたい英語長文」です。
難易度は中級者向けで、文章量が本番程度の500単語で構成されています。
本番を想定した英語長文を解くことは、単語量にも慣れることにも繋がります。
さらに本冊の問題と別冊の解答、解説に分かれているので英語の長文読解のコツをある程度マスターしてきたら購入をおすすめする参考書です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
大学受験や高校受験、TOEICの受験日から現在までの時間を逆算して計画的にマスターしましょう。
もちろん英語は長文読解だけではありません。
リスニングやアクセント、文章作成も英語の試験にはあります。
その集大成が英語の長文読解だと言えます。
必ず英語の長文読解のコツをマスターして受験に合格しましょう!
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