動物の鳴き声は英語と日本語で表現が異なる?鳴き声で遊びながら学ぼう!

英語と日本語では動物の鳴き声が大きく違うことを皆さんご存知でしょうか?

例えば、ヤギは日本語だと「メーメー」と鳴くのが一般的ですが、英語だと「baa(バァァ)」と表現します。

同じ音で鳴いているのに、言語が違うとここまで大きく異なってくるのは非常に面白いですよね。

英語と日本語の表現の違いは子供からするともっと面白く感じるのではないでしょうか。

この記事では動物の鳴き声を英語と日本語での表現の違いについてまとめて解説します。

加えて、動物の鳴き声を使い子供が楽しんで英語を学ぶ方法についても紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

おすすめの人気オンライン英会話ランキング30社を徹底比較

ネイティブキャンプ
ネイティブキャンプ
  • 24時間365日レッスン受講可能
  • マンツーマンで指導
  • レッスン回数無制限
料金
月額6,480円(税込)
対象年齢
全年齢
レッスン時間
AM0:00~PM24:00

なぜ日本語と英語で動物鳴き声の表現が異なるか

そもそも、なぜ動物の鳴き声の表現が日本語と英語で異なるのでしょうか?

世界各国に様々な言語がありますが、どの言語でも動物の鳴き声の表現は若干異なります。

日本の犬もアメリカの犬も同じ鳴き声なので耳には同じ音で聞こえているはずです。

同じ鳴き声、同じ音で聞こえているはずなのに同じ表現にならない理由は諸説ありますが、要因は大きく分けて2つです。

  • 日本語と英語の発音の違い
  • 歴史や文化的な違い

上記の2つの要因を詳しく解説していきます。

日本語と英語の発音の違い

日本語と英語の発音は大きく異なる部分が多数あります。

まず、日本後には母音が5音しかないのに対して英語では約20音もあると言われています。

母音の数が多いことに加えて、子音の数も日本語よりも英語のほうが多いようです。

日本語よりも母音子音が多い英語のほうが表現の幅が広いことで表現が異なってしまっています。

さらに、半母音、アクセント、イントネーション、リズムなど日本語と英語で異なる部分が多いことも鳴き声の表現が異なってしまう原因です。

もっといえば、発音が違うため耳に入ってくる鳴き声の捉え方も違うことも挙げられます。

発音が違えば、耳には入る鳴き声の捉え方も違いますし、それを文字にしたときの表現も違うのは当然ですよね。

歴史や文化的な違い

歴史や文化的な背景が違うことでその動物のイメージは異なってきますよね。

イメージの認識が異なれば鳴き声の表現が異なってしまうこともあるようです。

例えば、日本では食用として考えられている牛はヒンドゥー教が浸透しているインドでは神の使いとして考えられています。

食用の動物と神の使いである動物のイメージや鳴き声の認識は大きく異なりますよね。

また、生息する地域や種類の違いによって鳴き声が若干異なる可能性もあります。

動物の鳴き声の英語表現まとめ

先ほどはなぜ、日本語と英語で動物の鳴き声の表現が異なるのかを解説しました。

今回の章では具体的にどのように違うのかを解説していきたいと思います。

  • 身近な動物
  • 動物園にいる動物
  • 家畜動物
  • 虫の鳴き声

上記の4項目でまとめてみましたので参考にしてみてください!

実際の動物の鳴き声をイメージしながら読んでいくと意外な表現があるので、声に出しながら読むのもいいと思います。

身近な動物の鳴き声を英語で表現

まずは身近な動物の鳴き声の英語表現からご紹介していきます。

想像していたものと違う表現が多いのでぜひご覧ください。

ペットとして飼育している動物がいる場合は動物と一緒に読んでみてくださいね。

犬の鳴き声

犬の鳴き声は日本語では「ワンワン」ですが、英語では「bowwow(バウワウ)」や「woof(ウーフ)」と表現します。

どちらも犬の鳴き声としてイメージできる音ですね。

日本語の「ワンワン」は秋田犬や土佐犬などのイメージが強い音になっています。

それに対して英語の「bowwow(バウワウ)」はゴールデンレトリーバーなどの大型犬が出すイメージが強い音になっています。

その地域の犬種で鳴き声が違うため表現に差が生まれているかもしれませんね。

ちなみに犬が鳴くという動詞があり「bark(バーク)」と言います。

機会があれば使ってみてください!

猫の鳴き声

次は、犬に次いで2番目にペットとして飼われている数が多い猫の鳴き声表現の違いを紹介していきます。

猫の鳴き声は日本語だと「ニャーニャー」や「ミャー」が一般的な認識ですが、英語では「mew(ミュー)」や「meow meow(ミャオ ミャオ)」と表現されています。

猫の鳴き声に関しては日本語も英語もそこまで差のない範囲の表現ですね。

日本にいる猫とアメリカの猫の種類が大きく異ならないのが要因かと思います。

また、猫の鳴き声は動詞で「mew(ミュー)」や「meow(ミャオ)」といいます。

鳥の鳴き声

海外では様々な種類の鳥が身近なところにいるので、今回はまとめて鳥として紹介します。

日本でいうとスズメのような鳥をまとめたものと思ってもらえればいいです。

日本で鳥(スズメ)は「チュンチュン」と鳴くのが一般的な認識かと思います。

英語で鳥の鳴き声は「tweet tweet(トゥイートゥイー)」と表現されることが多く、「chirp chirp(チュリップ チュリップ)」などの表現もあるようです。

鳥の鳴き声を表す動詞は「tweet(トゥイー)」がそのまま使われており、さえずるという意味になります。

ちなみにTwitterの名称はこの「tweet(トゥイー)」からきており、小鳥のさえずりのような重要でないことを呟く(さえずる)ためのSNSとして発足されたようです。

今回、初めて知った方は豆知識として友人に自慢してみてください!

カラスの鳴き声

カラスは海外でも日本と同様に一般的な動物です。
カラスは日本ではたくさんの神話や伝説に登場する鳥ですが海外では不吉の象徴とするイメージもあります。

日本でのカラスの鳴き声は「カーカー」が一般的で、英語にすると「caw caw(カー カー)」で表現されます。

カラスに関しては鳴き声の表現は日本語と英語でほとんど同じようです。

アヒルの鳴き声

アヒルの鳴き声は日本だと「ガーガー」と覚えている人が多いと思います。

英語だと「quack quack(クワァ クワァ)」と表現されています。

日本語よりも英語の表現のほうが可愛らしくて間抜けそうな印象が強いですね。

カエルの鳴き声

カエルの鳴き声は日本語だと「ケロケロ」や「ゲロゲロ」のような表現をされることが多いです。

英語だと「ribbit ribbit(レベット レベット)」と表現するようです。

そんな鳴き声で鳴いているか?と感じる方もいると思いますが、実際に聞いてみると意外と「ribbit(レベット)」に聞こえるから不思議です。

ネズミの鳴き声

次はネズミの鳴き声を紹介します。

ネズミの種類は異なりますが、海外の英語圏の国にも生息しており一般的な動物になっています。

日本語での鳴き声は「チューチュー」と表現することが多いですが、英語では「squeak squeak(スクイーク スクイーク)」と表現されます。

「squeak(スクイーク)」という単語は金切り声を出すや床がきしむなどの意味の動詞として使われることもあります。

これを気に2つの意味を覚えてしまいましょう!

動物園にいるような動物の鳴き声を英語で表現

次に動物園にいるような珍しいタイプの動物の鳴き声を、日本語と英語で紹介します。

動物園にいるような動物は接する機会も少ないと思いますが、実際に動物園に行ったときに英語と日本語どっちが近く聞こえるかを試してみると面白いかもしれません。

ライオンの鳴き声

日本では百獣の王の印象が強いライオンですが、その鳴き声は英語ではどのように表すのでしょうか?

日本語の鳴き声は「ガオー」という印象が強いです。

英語のライオンの鳴き声は「roar(ロァー)」となっています。

日本語と英語で大きく音が違いますね!

でもよく考えたらライオンが「ガオー」と鳴くところを見たことがないかもしれません。

もしかしたら「roar(ロァー)」の方が鳴き声に近いのかもしれませんね。

別の英語表現で「grrrrr(グーーーー)」というものもあります。

この表現はライオンが威嚇している姿がイメージしやすく、覚えやすいかもしれません。

トラの鳴き声

百獣の王ライオンの次はトラの鳴き声を紹介します。

トラの鳴き声を日本語でイメージするとライオンと同じ「ガオー」が一般的ではないでしょうか?

それに対して英語もライオンと同じ「roar(ロァー)」や「grrrrr(グーーーー)」という表現になっています。

同じネコ科の猛獣なので同じ表現なのかもしれませんね。

滅多に吠えるところが見られないトラですが、運良く動物園で見られた方は英語と日本語どっちの鳴き声が近いか確かめてみてください。

ゴリラの鳴き声

日本でのゴリラの鳴き声は「ウホッウホッ」のイメージが強いと思います。

漫画やアニメのゴリラキャラもよくウホウホと言っていますよね。

ゴリラの鳴き声を英語で表現すると「ooh ooh(ウッウ ウッウ)」となります。

概ね同じような音ですが、ゴリラが「ooh ooh(ウッウ ウッウ)」と鳴いていたら違和感は若干ありますよね。

ちなみに余談ですが、ゴリラの正式名称は「Gorilla gorilla gorilla(ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ)」です。

珍しい学名なので興味のある方は調べてみてください。

狼の鳴き声

日本では絶滅しまった狼ですが、海外では生息している地域がいくつかあります。

そんな狼の鳴き声は日本だと「ワォーン」のような雄叫びの印象が強いかと思います。

狼の鳴き声の英語の表現は「howl(ハウル)」となっています。

雄叫びを聞くと「howl(ハウル)」と聞こえなくもない気がするのでYou Tubeなどで聞いてみてください。

猿の鳴き声

日本で見ることができる猿と海外の猿は種類が異なると思いますが、鳴き声の表現を比較していきます。

日本では「ウキーウキー」のような鳴き声の印象が強い猿ですが、英語で鳴き声を表現すると「eek eek(イーク イーク)」になります。

猿の鳴き声を先入観なしで聞くと「ウキー」ではなく「eek eek(イーク イーク)」とも聞こえてきます。

うさぎの鳴き声

うさぎに鳴き声なんてあるか?と困惑する人もいるかと思います。

その通りでうさぎは滅多に泣かないためイメージできる音がありません。

ですので、うさぎに関しては日本語でも英語でも対応する単語や音はありません。

家畜動物の鳴き声を英語で表現

次に、私達がいつも食べさせてもらって、体の栄養にさせてもらっている動物たちの鳴き声を日本語と英語で紹介します!

牛の鳴き声

お肉といえば牛というイメージは全世界共通なのではないでしょうか?

日本では牛の鳴き声は「モーモー」と表現するのが一般的。

英語での表現は「moo(ムー)」です。

牛に関しては日本語と英語の表現はほとんど同じですね!

豚の鳴き声

豚も全世界で食べられているポピュラーな動物です。

豚の鳴き声は日本語だと「ブーブー」、「ブヒブヒ」などのイメージが強いかと思います。

ですが英語での豚の鳴き声は「oink oink(オインッ オインッ)」と表現されるようです。

よく考えると「ブーブー」や「ブヒブヒ」は鼻の鳴っている音なので、鳴き声としては「oink oink(オインッ オインッ)」が正しいのかもしれませんね。

鶏の鳴き声

日本人が想像する鶏の鳴き方といえば「コケコッコー」ですよね。

そんな鶏の鳴き方は英語で「cock a doodle do(クックドゥードゥルドゥー)」と表されるようです。

音は若干違いますが、リズム感は似ているところがあるので覚えやすそうですね!

馬の鳴き声

日本では馬の鳴き声は「ヒヒーン」という表現が一般的です。

しかし英語での表現は「neigh(ネーイ)」が一般的なようです。

初めて目にした方は違和感が大きいかと思いますが、馬の鳴き声(いななき)をよく聞くと「neigh(ネーイ)」と聞こえてきます。

羊の鳴き声

羊の鳴き声といえば「メェーメェー」が思い浮かぶとおもいます。

しかし英語では「baa baa(バーバー)」と表現するようです。

子羊は「メェーメェー」に近い音で、大人の羊は「baa baa(バーバー)」に近い音で鳴くようです。

虫の鳴き声を英語で表現

今回は動物の鳴き声を中心に紹介していますが、番外編として日本語と英語の虫の鳴き声の違いをご紹介します。

動物同様、虫の鳴き声も日本語と英語で違いがあり面白いので見てみてください。

蜂の鳴き声

日本での蜂の鳴き声(羽音)は「ブーン ブーン」と表現されることが多いです。

童謡で「ブンブンブン、ハチが飛ぶ」というフレーズが使われたためこの表現が浸透したようです。

対して英語では蜂の鳴き声(羽音)を「buzz(バズ)」や「buzzzzzzzz(バズズズズズ)」と表現します。

SNSなどで拡散され話題になることをバズるといいますが、これは蜂の羽音の「buzz(バズ)」が語源となっています。

鈴虫の鳴き声

鈴虫の鳴き声を日本語では「リンリン」と表現するのが一般的です。

英語では「chirp(チャープ)」と表現されるようです。

鳥の鳴き声も「chirp」と表現することがあり、虫と鳥が同じ鳴き声になっているのは面白いですね。

セミの鳴き声

日本では「ミンミンミン」と表現されるセミの鳴き声ですが、英語では対応する表現がないようです。

海外ではセミの鳴き声を雑音として処理しているためそれを表す擬音語はありません。

セミの音を鳴き声として認識しているのは日本くらいなので逆に日本が珍しいのかもしれませんね。

他の国ではどんな表現をするの?

ここまで動物の鳴き声をテーマにして日本語と英語の表現の違いをまとめてきました。

しかし、言語は英語だけではありません。

他の国ではどんな表現をするか気になりますよね?

そこで犬と猫の2種類の鳴き声を日本語、中国語、韓国語、フランス語の4言語でまとめた表を作成しましたのでご覧ください!

日本 ワンワン ニャーニャー
フランス Oua(h)-Oua(h) (ワフワフ) Miaou (ミャウ)
中国 汪汪(ワンワン) 咪咪(ニャーニャー)
韓国 멍멍(モンモン) 야옹야옹(ヤオンヤオン)

 

動物の鳴き声を使って英語を学ぶ方法

動物の鳴き声などの擬音語や動物の名前は子供にとって親しみやすい言葉です。

今回紹介した英語での動物の鳴き声を子供の英語学習に使うのも良いでしょう。

最後に動物の鳴き声を使って英語を学習する方法を紹介します。

動物の鳴き声を真似してみよう!

まずは動物の鳴き声を英語で言えるようになりましょう!

身近な動物の犬や猫などの鳴き声から始めてどんどん新しい動物を覚えていけるようにします。

英語に触れえるきっかけとして動物の鳴き真似は効果的です。

動物の鳴き声クイズ

次にやってほしいのが動物の鳴き声を聞いて、どの動物か英語で当てるクイズです。

これをすることにより、動物の英語での名前を覚えることができます。

名詞を覚えるのはなかなか難しいですが、擬音語である鳴き声と一緒に覚えるとスムーズに覚えられるようになります。

動物の名前を英語で言えるようになったら他の名詞も覚えられるようになるので、ぜひチャレンジしてみてください。

当サイトでは、おすすめの英会話スクール・オンライン英会話を紹介しています。

気になる記事があれば、ぜひご覧ください。

オンライン英会話とスクール英会話を徹底比較!これを読めば違いが一目瞭然!

おすすめの英会話スクール10選!選び方のコツやメリットに効果的な学習法も徹底解説

日本人講師からレッスンを受講できるおすすめオンライン英会話9選!

初心者におすすめのオンライン英会話6選!選び方や用意するもの