英語学習を効果的に行う方法の一つとして「多読」がとても有効であることをご存知でしょうか？
多読とは自分の英語レベルに合った英語の本をたくさん読むことです。ナチュラルにたくさんの英単語に触れることができ、正しい文法を身に付けることに非常に有効です。
しかし、英語の本となるとどの本を選んだらいいのかわからなく、迷ってしまう方も多くいると思います。
ここでは多読を始めたい人におすすめの本の紹介と、多読の効果についてくわしく説明していきます。
読書が好きな方には特に向いている英語学習方法です。ぜひ参考にしてください。
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英語の多読におすすめの本
英語の多読におすすめの本を紹介していきます。
多読の方法を解説する本や実際に多読する時にすんなりと入りやすい本を紹介していきます。
ここで重要なのは自分の英語レベルに合ったものを選ぶことです。英語レベルが高すぎるものを選んでしまうと理解しきれなく、多読の効果を十分に得られません。
英語初心者から上級者まで幅広い方に楽しめる、多読にぴったりな英語の本を紹介します。続き物でどんどん巻数を読み進められるものや、ストーリー自体に馴染みがあって英語で読むこと自体が楽しくなるものなど特徴をもった本があり、それぞれ多読に向いています。
多読は多く読むことで効果を発揮しますので、楽しみながら読める本を選ぶことが重要です。ぜひ多読にチャレンジしてみたい人は参考にしてみてください。
知らず知らずに語彙力アップ！英語多読ワーク40
| 知恵の知識に渡る力アップ！英語多読ワーク40 |
| 青野保 著 |
| 2,266円 |
| 明治図書出版 |
多読初心者におすすめの一つが「知恵の知識に渡る力アップ！英語多読ワーク40」です。
「知恵の知識に渡る力アップ！英語多読ワーク40」はタスク（課題）をこなすことで大量の英語を読むことを紹介しています。
教科書で使われていない語彙や表現も使用されているため、自然と英語力がアップします。
課題に使用されている物語も楽しく読めるので、英語初級者でも負担なく始められます。
英語初級者の方が着実に英語力を高めるのにおすすめの一冊です。
英語多読法
| 英語多読法 |
| 古川昭夫 著 |
| 2,227円 |
| 小学館 |
中学生や高校生向けに英語の学習方法として多読を紹介している本ですが、英語初心者の大人にも充分役に立つ本です。
多読をどのように行うべきかを具体的に説明しているので、英語の多読するメリットをまず知りたい方にはおすすめです。
多読の教材として何を読むべきかではなく、どのように読むべきか、どのように理解すべきか、という多読の基本に焦点が当てられています。
多読初心者だけでなく、既に多読を始めている新たな視点を得ることができる一冊になっており、おすすめです。
ラダーシリーズ
| ラダーシリーズ |
| 著者は各本ごとに異なる |
| 726円～ |
| IBCパブリッシング |
多読におすすめの英語の本として「ラダーシリーズ」はとてもおすすめです。
シリーズごとに初心者向けから上級者向けまでわかりやすく、英検やTOEIC®テストでのスコアを基準に明記しているので自分にあった一冊から始められます。一冊に含まれる語彙表現の数も記載してあるので、どのくらいの量の語彙表現が身に付くのかもわかりやすいです。
初級レベルから上級レベルまで一貫してラダーシリーズで多読を可能にします。
ラダーシリーズには様々な本があり、海外文学やミステリー、SFからノンフィクション、日本文学や日本の童話など多彩な展開をしていますので、英語レベルにあったシリーズの中から気になる本や馴染みのある本を選んでみると楽しく多読で英語学習を可能にします。英語で読む日本の童話や小説は新鮮な気持ちで楽しめるかもしれません。
1日10分で語彙力アップ！英語多読BINGO 50
| 1日10分で語彙力アップ！英語多読BINGO 50 |
| 青野保 著 |
| 2,156円 |
| 明治図書出版 |
「1日10分で語彙力アップ！英語多読BINGO 50」はビンゴゲーム形式で10分という短時間で英語多読を可能にする本で、スキマ時間に多読を試したい方におすすめです。
ビンゴゲーム形式を採用し、英語分では家族、学校生活、休日など身近な文章を使用することで日常的に使用する単語や語彙を増やしていけます。ゲームをしながら多読を可能にする本ですので、ゲーム感覚で楽しめることもこの本の魅力の一つです。
ディズニー絵本で英語上達
| ディズニー絵本で英語上達 |
| – |
| 7,980円 |
| ピアソン |
英語初心者の多読には「ディズニー絵本で英語上達」もおすすめです。子供向けの多読教材ですが、馴染みのある物語と美しいイラスト入りで大人も楽しみながら多読学習できます。
ダンボやピーターパン、リトルマーメイドなど内容を既に知っているものも多く、多読に必要な推測して読むことが比較的簡単に進められるのもおすすめポイントです。
全ての教材に英語ネイティブ朗読とワークブックが付属しているので、多読だけでなく、読む・聞く・書く・話すを満遍なくカバーします。
Sleeping Beauty
| Sleeping Beauty |
| Jalia Kashton |
| 1,366円 |
| Independently published |
「Sleeping Beauty」（眠れる森の美女）は、英語多読初心者でも楽しめる英語の本としておすすめです。
美しい絵とシンプルな文章が特徴で、英語初心者でも無理なく読めます。物語を楽しみながら、新しい単語や表現を身に付けることができます。補足として読み終わった後に映画を見て内容確認をするとさらに効果的です。
映画化されている作品を英語の本で読むことは、英語の本で理解が難しかったところを字幕付きの映画で保管できることにメリットがあります。
ハリーポッターシリーズ
| ハリーポッターシリーズ |
| 1,615円～ |
| J.K. Rowling |
| Bloomsbury Childrens Books |
中上級英語レベルがある学習者には「ハリーポッターシリーズ」がおすすめです。
こちらも映画が大ヒットしましたので見たことがある人もファンも多くいることと思います。
この本を多読のテキストとすることで一冊読み終わった後に、映画を見ると復習にもなります。また、長いシリーズ物のストーリーは長期間に渡る多読を可能にします。
魔法の世界を描いた物語の中で複雑な登場人物との人間関係やストーリーは本で読むことによって、映像で楽しむだけでは味わえない新たな発見もあることでしょう。
英語の多読で得られる効果
多読とは自分の英語レベルに合った英語の本を大量に読む学習方法です。多読で得られる効果は読解力の向上、自然な英語表現の習得などがあります。
興味のある分野の本を教材とすることで英語を多読で学ぶことへのモチベーションも上がり、楽しく学習できます。
毎日の習慣として取り入れやすく、英語に触れる機会を増やし、身近な存在にすることで学習へのハードルを下げることもできます。
好きな本で英語が勉強できる
多読の最大のめり十は好きな本で英語を勉強できることにあります。
自分の英語レベルに合わせて本選びをすることは重要ですが、ディズニー絵本やハリーポッターシリーズなど既に映画やアニメでストーリーがあらかじめわかっている好きなコンテンツの本を教材にできます。
海外の映画やアニメを英語の本で読むだけでなく、日本の童話や文学作品の多くも英語に翻訳されています。
好きなジャンルの本を楽しみながら英語で読むことが多読を続ける最大のポイントです。
色々なフレーズを知れる
多読をすることで教科書には載っていない自然な英語の表現や、多くのフレーズを知ることができます。
様々なジャンルの英語の本では日常会話やビジネスシーンで使用する表現などが自然と盛り込まれており、実践的な英語力を身に付けるためには多読は適した方法です。
日常会話やビジネスシーンで使用する語彙が増えると英語ネイティブの人と実戦での会話もスムーズになります。
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英語の多読で注意すべきこと
英語の多読は効果的な学習方法ですが、注意すべき点もあります。
この注意点を無視していきなり多読に挑もうとしても、英語レベルが効率よくアップしなくなる恐れがあります。
基本的なことですので、英語の多読を始める前に確認していきましょう。
最低限の単語や文法を理解しておく
英語の本を多読するためには基本的な単語や文法知識が必要です。基礎を身に着けてから多読に挑戦しましょう。
「食べる」などの基本的で頻繁に使用する動詞、「そして」「でも」などの接続詞をマスターすることから始めましょう。
すべてのページを完璧に読もうとしない
多読を目的に英語の本を読む時は全て完璧に読まなくても大丈夫です。
多くの単語や表現、フレーズに触れて自然と覚えていくことが目的なので完璧に読めなくても、内容を理解できていればOKです。
ひとつの単語やフレーズの意味が解らなくても、全体的に文章を理解することが多読の目的です。
自分に適したレベルの本を使用する
多読を英語の勉強に取り入れるには自分の英語レベルにあった本を選ぶことが重要になります。
難易度が高すぎる本を選んでしまうと途中で挫折してしまう恐れがあります。
自分の英語レベルがわからない時は、簡単そうな童話や絵本から始めて次第に英語の本の難易度を上げていくのもいいでしょう。
ラダーシリーズはレベルによって英検4級・3級・準2級などと英検レベルでの難易度分けと、TOEIC®テストの点数を基準とした難易度分けをしてあるので多読の教材として本選びも非常に便利になっています。英語レベルが自分で判断つかない時はラダーシリーズから多読に入門することもおすすめです。
辞書を使いすぎない
英語の多読では辞書に頼りすぎずに読書を楽しむことも重要です。
ひとつひとつの単語を理解しようとするとテンポが遅くなり、多くを読むという目的から外れてしまいます。
大雪なのは全体の流れを理解することです。難しく知らない単語が出てきた時は前後の文脈から不明な単語の意味を推測してみることも大事です。
おもしろいと感じる本を選ぶ
おもしろいと感じる英語の本を選ぶことは多読で英語を勉強するために重要です。
たくさん英語の本を読んで、多くの単語や表現、言い回しなどをほんの中から学ぶことが多読の目的です。興味のない本をたくさん読むことは楽しく学ぶとは言い難いでしょう。
自分の興味のあるジャンルの本を選ぶことで多読は効果を発揮します。
絵本やディズニー、ファンタジーの英語の本を多く紹介しましたが、ミステリーや推理小説、歴史やノンフィクション、さらには日本の小説を英訳したものまで英語の本にも多数のジャンルがあります。
自分の英語レベルに合わせることは必要ですが、逆に「この本を英語で読めるようになりたい」と目標にすることもできます。
1日短時間から始める
1日短時間からでも始めることが多読を続ける秘訣です。短時間でも毎日こつこつ進めることが大切です。
多読の目的はたくさんの英語に読書という形で触れて英語力を向上させることです。本という形にこだわらず、電子書籍でもスキマ時間などに読みやすい形の本を取り入れるのもおすすめです。
毎日英語の本を読むことで、次第に読むスピードも上がっていき、短時間でもたくさんの文章が読めるようになります。
英語の本を読むことが楽しくなり、慣れてきたら徐々に読書時間を増やしていくといいでしょう。
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英語力を上げるには多読はおすすめ！
英語力を上げるには単語や文法を覚えるだけでは完ぺきとは言えません。
英語を勉強する手段に多読を取り入れ、日常会話で使われる表現やたくさんの単語を覚え、語彙を増やしていくことをおすすめします。
英語は言語の一つであり、言語はコミュニケーションツールです。スムーズな会話には多くの単語や語彙を必要とすることは日本語でも同じことです。
多読を利用して実際に多くの日常会話や表現方法に触れることは英語の語彙をどんどん増やしていくことに繋がります。
さらに多読は自分の興味のあるジャンルの本を教本にすることができる、どんな人にも取り入れやすい英語学習でもあります。好きな映画やドラマの原作を英語の本で読みながら勉強できるなんて、魅力的な学習方法です。
ぜひ自分の英語力に合った本の中から興味のある本を手に取って多読にチャレンジしてみてください！
